2020年5月12日火曜日

こどもに無理をさせないおむつはずれのお話 3

今日は、おねしょのお話しです

そもそも、なにをもっておむつはずれというのでしょう
自分でトイレに行きたいとわかり
トイレまでがまんし
トイレで、すませる
これでおむつはずれ終了!

トイレに入る時ドアをしめる。おしりをふく。水を流す。
男の子がたってする。
これらは、もっとあとからできればいいのです。

おねしょは、寝ている時のことですから、昼間のおむつはずれと分けて考えましょう。
 眠りが深くなると、抗利尿ホルモン(ひらたく言うと、眠っているからおしっこはつくらないで~という司令をだすホルモンです)が作られます。おねしょしないためには、このホルモンが重要です。
 ですから、おねしょさせないために夜中に起こすのは、かえってマイナス。せっかく、からだがホルモンをだそうとしているのを中断させてしまいます。
 基準は、小学校に入学する年の1月2月頃、夜中におしっこが出るか否か?です。この時期におねしょしてしまう場合は膀胱が敏感なのかもしれません。小児科受診をしてみてください。ただ、朝起きる2時間前くらいのおねしょは、いずれ、起きる時間にずれることが多いので、様子をみても大丈夫です。
 ただ、そうは言っても、塩分濃度の高い食事を摂っているとまだまだ未熟な腎臓がたくさんがんばっておしっこをたくさん作りますから、おねしょにつながる可能性もあります。

 これは、おねしょに限ったことではありません。頻尿にならないように食生活を見直すことは大事です。
 

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